薩摩の横綱 西ノ海 ~塩っぽさと芋の味わいのハーモニー~

2023年9月2日

西ノ海 No.31 西ノ海
お酒の種類 芋焼酎
芋度 🍠🍠🍠
購入価格 ¥1,100(900mL)
コスパ 😄(良い)
コメント 微かなしょっぱさが、芋の風味を高貴にする。
醸造元 田崎酒造株式会社

鹿児島限定焼酎です。

「七夕」が主力商品の田崎酒造さん。
鹿児島限定商品があったのは知りませんでした。
さてさて、どんな塩梅でしょうか。

いちき串木野独特の塩っぽさが特徴です。

いちき串木野市の焼酎と言えば、濱田酒造さんとか大和桜酒造さんといった酒蔵のお酒にも共通すると思うのですが、なにか、地域独特の特徴というか、美味しさがあるような気がします。

それが、芋の味わいを引き締める、独特の”塩っぽさ”。
もちろん、飲んで「しょっぱい!」なんてものではないのですが、飲んだ後に塩味を感じるんです。

そして、その塩っぽさが芋の香りと甘さを引き締めて、よく言えば高貴な味に、芋の味の広がりを抑え気味にするんです。
じゃあ、高貴な味ってどんな味?って聞かれると、答えられないんですが、、、。
語彙が少なくてすみません(〃ノωノ)
芋の甘味や香りを抑えた、すっきりした上品な味わいになるんです。

芋焼酎の匂いがダメな人も、美味しく飲めるんじゃないかな?と思います。

勘違いしてほしくないのは、芋の甘味や香りを抑えていても、飲み口の「軽い」焼酎ではないってこと。
飲めば、ガツンと芋焼酎の癖を感じる、そんな焼酎です。

飲み方

もともとが、そんなに”香る”焼酎ではないので、ロックをお薦めします。
もちろん、お湯割りにして、次第に香ってくる芋の香りを楽しむのも良いですが、ロックにして、ガツンと来る味を、更に凝縮して飲むのが美味しいですよ。

横綱「西ノ海」って?

正直、「西ノ海」って力士さんは知りませんでした。
ウィキってみたら、「西ノ海嘉治郎」って方で、初代から3代目まで、みんな鹿児島出身の力士なんですね。
初代が現在の薩摩川内市、2代目が西之表市、3代目が霧島市出身の方だそうです。
昭和生まれの私には、鹿児島出身の横綱がいたことがわかって、ちょっと嬉しかったです。

田崎酒造さんの「七夕」は、15~20年くらい前(あまり良く覚えていないんですが(/ω\))に、関東で初めて飲みました。そのころから、関東の酒好きの中でも、美味しい焼酎として認知されていた気がします。

今回、久しぶりに、しかも鹿児島限定の焼酎を飲ませていただきました。これから、いちき串木野の焼酎も攻めてみようかなって思います。

(参考) https://tasaki-shuzo.jp/

焼酎

Posted by 休肝日