タリスカー ポートリー

タリスカー ポートリー No.18 タリスカー ポートリー

TALISLER PORT RUIGHE

お酒の種類 スコッチウイスキー(モルト)
スモーキー
購入価格 ¥7,000(税抜き)
コスパ 😃(お値段相当)
コメント 「華やか」な、タリスカー家のじゃじゃ馬娘
蒸留所 タリスカー

タリスカーの原酒をポートワインの樽で追加熟成したシングルモルト

タリスカーも、好きでよく飲むウイスキーです。ラフロイグほど甘く香らず、アードベッグのようにスモーキーでもない。でも、力強くて、胡椒を感じるスパイシーさと塩味がたまらなく旨い。
そんな原酒をポートワインの樽で寝かせたと。飲まない訳にはいきますまい!

タリスカーの良さを残した甘さです。

飲んでみた第一印象は、「華やか」でした。ポートワインの樽で追加熟成ということだったので、もっと甘い仕上がりを予想していたのですが、いやいや、骨太な甘さですよ。ストレートで一杯飲めば、原酒の力強さがより引き立って感じるほどに、喉の奥から熟した果物のような、それでいて喉を焦がすような華やかな甘さが鼻を通り抜けます。
ポートワインの甘さを期待すると、すこし違うのかもしれませんが、タリスカー好きな方なら面白いお酒だと思いますよ。

飲み方

個人的には、ストレート、一択!下手な水割りだと、せっかくの甘さが台無しになります。(家で飲むときの話ですから(/ω\)。バーで飲むときは、バーマンさんの腕の見せ所ですよね。)ロックもいいかもしれませんが、もったいなくて、私は試しておりません。

甘いものが合いますよ。塩チョコなんて、最高でしょうね。もちろん、普通にお店で売ってるチョコレートで十分ですし、私はそれで一杯やってます(・´з`・)。

タリスカー家のかわいいお嬢さん、的な立ち位置でしょうか。

昔々、スカイ島はポートワインの取引で栄えており、その貿易の中心が、スカイ島最大の港町であるポートリーだったんだそうです。なるほど、その時の町の名前を冠したお酒だったんですね。なんか、現地の人の、先人を尊ぶ誇りのようなものが感じられて、いいですよね。ちなみに、商品名の“PORT RUIGHE”とは、この港町のゲール語表記なんだそうです。私、恥ずかしながら、最初は「ポートルイージ?」って読んでしまいました(*ノωノ)。
タリスカーは、その力強さから、私の体調のバロメーター的なお酒です。正直、疲れているときは飲みませんし、飲んでも美味しくない。元気のある時にこそ、あの力強さと塩味をたまらなく美味しく感じられる気がします。
そんな、独特の力強い潮と黒胡椒の風味を併せ持ったタリスカー一族に、男どもに負けない強さと、女性ならではの華やかさ兼ね備えた、じゃじゃ馬娘が生まれました。そんな感じのお酒です( ´艸`)。

(参考)https://talisker-online.jp/