百秀 ~整いました~

百秀 No.36 百秀
お酒の種類 芋焼酎
芋度 🍠🍠🍠
購入価格 ¥1,100(720mL)
コスパ 😶(まあまあ)
コメント 芋を感じながらも、すっきりとした後味が特徴
醸造元 日當山醸造株式会社

男酒「アサヒ」の焼酎蔵さん

うちの常備酒「アサヒ」の蔵元さん、日當山醸造さんのお酒です。

当然、この「百秀」も知っていたのですが、薩摩隼人な私は、「男酒しか飲まんのじゃあ~」と、意地を張って飲んだことがなかったのです(嘘です🙇)。

ね、ラベルを見るからに上品な仕上がりですね!
さてさて、心して飲ませていただきましょう!

アサヒが女酒になりました!

ジェンダーフリーが叫ばれている昨今、男酒、女酒というのも時代外れな気がしますが、芋臭くて個性が強く出ている酒を「男酒」、それに比べて芋の個性は残しつつ、洗練されてすっきり飲みやすいお酒を「女酒」と個人的に呼んでます。
決して男尊女卑ではありませんので、悪しからず。

そんな意味で、百秀は素晴らしい「女酒」だと思います。
一口目、まずはとろっとした口当たりですが、芋の香りと味わいはアサヒを思わせる暴れっぷり!

しかし、全体が何かに包まれたように、必要以上に芋臭さを主張しない。口の中だけで静かな味わいがずっと続くんです。
優しいんですよ。

静かとは言いましたが、芋臭さが鼻に抜けないだけで、かなり強い芋の味わいが楽しめます。
甘いですねえ。
まごうことなき、芋焼酎。
むしろ、鼻に抜けないからこそ、芋の味が舌にずっとまとわり続けるのかも知れません。

女酒と言いましたが、お酒の弱い方には男女問わず、とんでもなく強く感じるお酒です。

反対に、このお酒が「美味しい!」という女性なら、最高の飲み友達になれるでしょうね。
素敵だなあ。

飲み方

ロックがいいと思います。
このとろっとした口当たりと、全体をやさしく包む何者かを感じるのには、ロックがいいと思うんです。
ていうか、あっという間に飲んじゃって、お湯割りを試せなかったのですが。

芯の強いお酒なので、大概のものに合うと思います。もつ煮込みと合わせましたが、ピリ辛のもつによく合いました。

存続してくれてありがたいです。

アサヒが無くなる、、、突然、そんなうわさ話を聞き、嘘であってほしいと思っていました。
いよいよ醸造所が売られたと聞き、「ああ、アサヒが無くなってしまうのか」としょんぼりしていましたが、いつまでたっても醸造所に立てられている「アサヒ」の旗が撤去されない。
アサヒの味も変わらない。

今回、HPを拝見したところ、日本酒キャピタルという株式会社に事業譲渡という形で継承されたのだとか。この日本酒キャピタルという会社は、後継者不足・経営不振に悩まれているオーナーの思いを引き継ぎ、事業を承継した後も、売却することなく、グループ全体として成長させていく企業なんだそうです。

良かったです。まだ日當山醸さんのお酒が飲める。

じゃあ、安心して、次は千秀でも挑戦しようかな。

(参考) http://hinatayamajyouzou.com/

焼酎

Posted by 休肝日