出羽桜 しぐさ ~上品で香りたかく~
No.28 | 出羽桜 しぐさ | |
お酒の種類 | 日本酒(純米吟醸酒) | |
飲み口 | 辛口でフルーティー | |
購入価格 | ¥1,450 | |
コスパ | 😃(普通) | |
コメント | 香り高くまとまった、流石の吟醸酒 | |
醸造元 | 出羽桜酒造株式会社 |
吉田類さんお薦め第2弾
吉田類さんお薦め第2弾です。もちろん、私のブログでは、の話。
まあ、あの「出羽桜」さんですから、美味くないわけがない。
美味しいのは前提で、どんな風に美味しいのか、興味津々です。
さあ、いただきましょう!
香り高く、どこまでもやさしく
一口目、猪口を口に持ってきただけで香る、出羽桜本来のすっきりした甘さ。
純米酒の香りと比べて、よりすっきりしている気がします。
口に含めば、品のあるお米の甘さとでもいうのでしょうか。まったく雑味を感じられない、唯々、すっきりしたお米の甘さだけが広がります。
それが、だんだん厚みを増して、飲み込む前には甘酒のような味わいに変化。
もちろん、甘ったるさは微塵もありません。
そして、飲み終わってもなお、鼻に残る米の香り。
吟醸酒なのに(だからこそ?)、長い余韻が楽しめます。
流石は出羽桜、吟醸酒ならではのおいしさに脱帽です。
飲み方
適度に冷やして冷酒で。冷蔵庫で冷やしても、全く、香りが落ちません。むしろ、上品な香りとすっきりした甘さを味わうのには、冷が最適だと思います。
ま、吟醸酒ですからね。
吟醸酒を世界に広めた先駆け「出羽桜」
ここ九州でも、お酒好きな人の中で知れ渡ってきた「出羽桜」。
仲間内で飲むときに、「あ、そのお酒知ってる。」とか、「日本酒はあんまり知らないんですが、出羽は好きです。」なんて言葉も聞くようになりました。
その昔、地元の居酒屋で日本酒を頼むと、大将に?な顔をされて、お店の奥の方から、いつ口開けしたのかわからない「松〇梅」を出された経験のあるおっさんにとっては、いい時代になったなあ、と思わずにいられません。
いつか、ブログで紹介したいと思っていた「出羽桜」。
蔵としては明治25年創業とのことですから、意外に若いんですね。
しかし、早くから世界へ目を向けて輸出に取り組まれ、吟醸酒を広めた功績はすごいです。
アメリカ人の知り合いも「デワザクラ」知ってましたしね。
この「しぐさ」、三菱食品さんが吉田類さんと協力して、吉田さんがイメージしたお酒の質を科学的に分析。そのデータを持って、出羽桜さんに醸造をお願いした開発商品だそうです。
「しぐさ」の名前は、吉田さんがお酒のイメージを自作の俳句で表現したもの。流石、詩人でいらっしゃいますなあ。
(参考 https://www.dewazakura.co.jp/ )
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